財務諸表とその読み方-その2-

008

 

 その1は、コチラをご覧ください。

 

2.損益計算書の構造と科目定義の理解

 

 損益計算書は”ある一定期間における企業の経営成績を記したもの”である。

 つまり、一会計期間のうちにいくらの収益があがり、一方、その利益を上げるためにいくらの費用を使ったのかを書き記している。

 

140

 

(1)収益

 

 企業が存在し続けるためには、商品の販売あるいはサービスの提供といった経済活動をしなければならない。

 そして企業はその結果として、現金や売掛金などの資産を受け取る。

 このように販売した商品、提供したサービスの対価を収益という。

 

150

 

(2)費用 

 

 企業が収益をあげるその裏では、非常に多くの努力がなされている。

 まず、販売するための商品を揃え、自社で製造する場合には、原材料の仕入れ、労務費や光熱費などの経費を支払わなくてはならない。

  さらに販売員の出張費、車両があればこの維持費などがかかってくる。

 このように収益を上げるために支払われる支出を費用という。

 

160

 

(3)利益

 

 企業が商品の販売あるいはサービスの提供により得られた収益と、その収益を得るために支払われた費用の差額を利益という。

 損益計算書では獲得された利益がどこから得られたかを明確にするために、利益を5つに区分して表示している。

 

180