業績達成計画の策定-その3-

その2は、コチラをご覧ください。

 

3.販売計画の策定マップ

 

 販売計画は、期間的に見て長期計画と短期計画がある。

 長期計画は、3年ないし5年以上の期間をもち、企業の将来の規模・構造、およびそこへ到達するための方向付けを与える規範的な性格をもつ。

 一方、短期計画は、期間的には1年以下の計画で、業務執行計画の性格を持つ。

 ここで取り上げるのは、次年度の販売計画の立案を中心とした短期計画に関するものである。

  管理者としては「これだけ売れた」という結果論ではなく、「いくら売るか」を自立的に決める計画と管理が重要である。

 販売計画は、利益を基本としてつくることとなる。

 利益計画は、企業全体としての利益獲得のための手段を示すものだから、販売計画はその重要な部分計画となる。

 利益計画は、次の手順で作られる。

 

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 なお、利益計画の作成によって、販売計画の枠組みが出来上がる。

 それは、利益計画を具体的に実現するよう、方策を立て、展開される。

 販売計画はあくまでも実行計画なのであり、次の手順で作成する。

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 業績達成計画の策定-その4-