経営分析と経営環境のとらえ方 -その2-

 経営分析と経営環境のとらえ方

-その1-はコチラをご覧ください。

-その2- 外部要因分析

 

 戦略策定には、自社を取り巻く環境の把握が必須の条件となる。

 

◆ 2種類の環境変化 

 

 環境変化には大きく2つの種類がある。

 1. 循環的環境

 i)内容:金利、株価、為替、原材料市況、流行など回復可能な変化

 ii)特質:一過性またはサイクル性 

 iii)対応:・受動的・適応的行動

 

 2.構造的環境

 i)内容:社会・経済制度、産業構造の恒久的変化

 (例)

  ・ 計画経済から市場経済への転換
  ・ ファンダメンタルズの構造自体の変化
  ・ バブルの発生とその崩壊

 ii)特質:中長期的、潜在的持続性

 iii)対応:主体的・革新的行動

 ・ 戦略形成能力
 ・ 先行投資行動
 ・ 新しい事業機会を生み出す

 

内部要因分析

 

 内部要因分析は大きく、「財務」、「営業構造・商品力」、「経営戦略」、「組織」の4項目で行なう。

 

 

環境変化への対応 

 

 外部環境の分析、内部環境の分析を経て、自社の強み、弱みを踏まえた上で対応方法を検討することとなる。

 

 (1)循環的な変化に対する対応行動

 

 

 1. 循環的変化の本質

 循環的変化は、幾度となく繰り返すものと考えられ、非構造的なもの、限定的なものである。

 したがって一時的対応策を必要とするものであるが、他社に先んじた対応行動が重要となる。

 

 2. 循環的変化への適応の仕方 

 - 受動的・適応的な行動 -
受動的・適応的な行動

 

 (2)構造的変化に対する対応行動 

 

 

 1. 構造的変化の本質

 構造的変化とは、まず先行的にかなりの長期間にわたり、斬新的に量的な拡大または減少があって、それが結果的に本質的な見直しと、恒久的な対応策が不可欠となる。

 

 2. 構造的変化への適応の仕方

 -能動的・創造的な行動 -