経営戦略の意義とその立て方-その2-

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その1は、コチラをご覧ください。

 

3.3つの構成要素の概要

 

 

 (1)製品・市場ポートフォリオ

 

 

 1. 製品・市場ポートフォリオとは。

 どんな製品分野、どんな市場分野を自社の活動対象とするか。

 さらにはいくつかの製品や市場をどのような組み合わせでもつか。

 絞り込んだ商品を深耕するか、または商品系列の巾を広げていくか。

 (注) ポートフォリオ:

 いくつかのものの組み合わせ、まとまったグループのこと。

 

 2. 3つのレベルのPPM(事業構造戦略)

 

 「A.事業別の位置づけ」

 「B.事業別の方向性検討」

 「C.事業別経営資源の配分」

 

 

 (2)事業活動分野 

 

 ある事業分野で、原材料や部品の確保・生産という川上のプロセスから、製品が顧客に届くまでの長い開発・生産・流通という仕事の流れ(これをロジスティック活動という)の中で自社が担当する分野をいう。

 例えば、開発を主たる業務とし、生産は下請け、販売は商社というように、自社の活動分野を決める企業もある。

 自社の活動分野の決定は、きわめて戦略的に重要な分野である。

 

 「業務の流れ」

 

 この川の流れの設計の詳細は、普通は行動戦略の範疇に入る。

 基本戦略として扱われるのは、次の2つである。

 

 (a)自分で担当する活動分野をどこにするか。 

 a)直販体制か代理店方式をとるか。 

 b)内製か外注かの選択など

 

 (b)他に任せる分野のうち、自分の関わり方の基本方針は、どうするか。 

 a)2社以上への併行発注を行なうこともある。 

 b)自社では、開発・設計と販売を担当し、生産は外に出す、

   あるいはOEM(Original equipment manufactuer)で行なうこともある。

 

(3)経営資源ポートフォリオ 

 

 企業経営の4要素は『ヒト・モノ・カネ・情報』である。 

 この経営の4要素をいかに効率的に配分するかも、基本戦略の重要な要素となる。

 

 「経営資源の棚卸しを実施する」

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4.新事業戦略の立て方 

 

 

 新技術戦略を立てる際、最も重要なことは社長方針を明確化することにある。

 社長の新事業に対する期待度、将来の位置づけを決め、ブレイクダウンして行くことが成功の決め手となる。

 

 - 参 考 図 -

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